ZEETEX(ジーテックス)ってなんぞや?と言う方も多いかと思います。
もしや中国系タイヤメーカー?韓国系?それとも台湾系?確かにアジアンタイヤのメーカーには変わりがありませんが、予想だにしない国からのエントリーです。
ミドルイース=中東のドバイのメーカーなのです。ドバイ!?石油と砂漠の国ですね。サッカーで言われる「ドバイの悲劇」のドバイです。
雪が降らない地域のスタッドレスタイヤってどうなのでしょうか?
ジーテックタイヤについて
ZEETEXはブランド名であって製造しているメーカーは「ボートフォリオ」と言う企業です。タイヤを始めオイルやバッテリーなど600項目以上を自動車業界向けに製造販売している企業なのです。2005年に創設された11年の新しい企業です。
自動車と名のつく物のタイヤを製造しており、世界基準の準ずる基準をクリアしているタイヤで世界85カ国で販売されている世界規模のタイヤメーカーです。
ただ気になるのは、完璧に熱帯気候のタイヤメーカーでスタッドレスタイヤの性能はと気になる方も多いことでしょう。
ホームページを見る限り、ロシア語も選択できるようになっているので、ロシアでも販売している事になります。と言う事は雪や氷の世界でも大丈夫と言う事になるのでしょうね。
スタッドレスタイヤの種類や価格は?
ドバイという国からの来たスタッドレスタイヤは、確認が取れるだけで2タイプあります。
- S100シリーズ
- S200シリーズ
そうなると気になる価格ですよね!
◆S100シリーズ価格
- 13インチ・・・1500円!?~1700円
- 14インチ・・・3500円
- 15インチ・・・3500円~5000円
- 16インチ・・・7000円~9000円
- 17インチ・・・5000円~6500円
◆S200シリーズ価格
- 16インチ・・・4800円~5500円
- 17インチ・・・6000円
となっています。13インチはかなりの激安感があります。S100シリーズは16インチが人気が高いのか値段が17インチよりも高い設定になっています。
価格が安いのは中国に委託生産しているためですから、この価格が実現していると思ってください。
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ジーテックスタイヤの性能やオススメな点は?
ZEETEXブランドの2タイプS100とS200ではタイヤの溝パターンが違います。
S100は基本コンフォートタイヤブロック形状のスタッドレスタイヤ、S200はタイヤブロック形状が非対称になっているので、ミニバン専用タイヤのように思ってもらったほうがいいかもしれません。サイプもしっかりと刻みこまれているので、排水効果は期待通りは感じることができます。
S200は非対称のブロックパターンが特徴的です。S100の上位モデルとして設計されているので、接地路面に対する摩擦効率はかなりよさそうです。横滑り対策もしっかりしているので、設計はかなりきちんとしたものとなっています。
スタッドレスタイヤの評価や評判は?
S100・S200とも基本的にはアジアンタイヤと同等もしくは若干いい方向の評価が出ているようですね。雪上評価はアジアンタイヤでもかなりの高評価と言ってもいいでしょう。
ただし、日本の雪質を考えると氷上性能が高い評価でないと制動力に不安が生じます。
氷上性能はこのあたりは日本のメーカーよりはかなり低いと判断するしかありませんが、他のアジアンタイヤの氷上性能はほぼ変わりがないと判断します。
寿命に関してはアジアンタイヤと同じく2年目以降のゴムの劣化が激しそうです。コスパに関してはこれはかなりの激安感がありますので、コスパ重視の方には向いているかもしれません。
ドバイからのタイヤメーカーですが評価は他のアジアンタイヤより若干高評価と言ったところが正解かもしれません。