ナンカンタイヤと言えば、台湾のタイヤメーカーです。創業して依頼50年以上の歴史を持つ老舗なんですよ!
ナンカンタイヤが2016年7月に発表したのが、ar-1と言うタイヤです。ハイグリップタイヤの1つですが、タイヤの特徴や性能を紹介していきます。
ar-1の性能について
ナンカンタイヤが2016年に発表された、サーキットまたはそれに準ずる走行することを前提に作られたタイヤです。完全にハイグリップタイヤになっています。
トレッド面のブロック部とショルダー部の剛性を高くしてあるので、コーナーでの安定した走行が可能になっています。
スリックタイヤ(溝がないドライ路面専用サーキット仕様タイヤ)に近いグリップ力と縦溝構造がない分、特殊な形状の横溝がウエット路面でも排水性を高めています。
タイヤの摩耗係数ではサーキット専用の80でスポーツタイヤの摩擦係数の180を大きく上回っています。また同じ性能に近いナンカンタイヤのNS-2Rを大きく上回るグリップ力がドライバーに衝撃を与えてくれます。
評価や評判について
ナンカンタイヤが本格的なSタイヤに近いものを作った事で、車好きの間では話題になっているようです。評価的には、かなりSタイヤに近い状態でサーキットの走行が可能のようです。そこまで走り込んだ割には減りの方は少ないようです。
またナンカン初の左右非対称を採用している点でも評価や評判はさまざまと言った感じです。車の性能やドライバーの技量や走りのスタイルによって評価や評判がかなり違うのはわかります。
但しほぼ全員が同じ共通点をあげているのには驚きました。
- コーナー時のグリップが半端ない
- Sタイヤ並のグリップがあって足回りが負けてしまう
- 剛性力が高いのか、空気圧が高めだと走りにくい
- 国産Sタイヤよりかはロードノイズが小さく感じる
- 国産Sタイヤより、コンパウンドは、硬いがスタンダードからすると柔らかすぎ
これだけ意見が統一されていますので、路面状況によって変化はあるでしょうが、とりあえずはアジアンタイヤの中では最高のグリップ力と言ってもいいでしょう。
問題はタイヤのサイズがまだ2種類しか日本では手に入らないようです。最終的には20種以上ラインナップされてはくるでしょうが時期が不透明なのが、もやもや感があります。
スポンサーリンク
p>
ar-1の口コミについて
タイヤを購入した方からの口コミは評価が4ついていたのでかなりの高評価だとは思います。
などとグリップ力にはかなりの好感触の半面、音がやはり耳触りになっているようです。
Sタイヤに近いので音は仕方がないところです。グリップ力を取るか快適性を取るかになりますからね。
音が気になりすぎるなら、ラグジュアリータイヤに変更する方がよいかもしれません。
どんな人や車に最適?
タイヤ径の数が少ないのでかなり車は限定的になってしまいます。基本的にはサーキット走行をする方にはコスパのよいので使う方がいいと感じます。
街乗りでこのタイヤではかなりのタイヤの無駄遣い的な気もします。温まるとグリップ力がどんどん上がる感じなので、コーナー中心のコースや高速道路でも安定した走りをしたい方にはかなり使い勝手がいいのではないでしょうか。
タイヤサイズが限定されている関係上、車も特定されてしまいますが、タイヤサイズが揃ってくれば、ハイパワー系の車やコーナー勝負するセッティングの車両にはむいています。
公道でも走れるのですが、タイヤに合う足回りのセッティングにしないと厳しい操作性にもなりかねない感じがします。