ミネルバタイヤはヨーロッパのタイヤメーカーで、安くて静かなタイヤとして高く評価されています。
もともとベルギーの自動車メーカーで高級車「ミネルバ」を製造販売していましたが、1950年に相次ぐ困難で倒産の憂き目にあってしまい、時代にほんろうされました。
このミネルバの名前を使ってコンチネンタル社がタイヤブランドとして立ち上げたのが「ミネルバタイヤ」です。人気のMINERVA F109は、堅めのセンターリブを採用しています。
ミネルバタイヤについて
ヨーロッパのタイヤメーカーでも、生産しているのは中国となります。タイヤ自体、made in Chinaになっていますが、その分コスパに優れてもいます。
ミネルバタイヤではタイヤのヨーロッパ基準をクリアしているので品質に問題はありません。
1992年に創設されたまだタイヤメーカーとしてはまだ若いですが、年間300万本の生産を誇っており、52カ国にも輸出しています。世界でも認められているメーカーになっています。日本国内の流通量が少ないためなのか、履いている方を見かけた事はほとんどありません。
「今後注目のタイヤ」とだけは言えるかもしれません。
ミネルバタイヤの性能やおススメの点は?
夏用タイヤの「EMI ZERO UHP」と「HP」がありますが、
- UHP・・・ウルトラ ハイ パフォーマンス
- HP・・・ハイ パフォーマンス
ということで、UHPが上位グレードになります。
価格面から行くとかなり安いので、寿命やグリップ力に対して不安感が募りますが、実際サイドが結構ハードに作られているので、そこそこの寿命があることは確かです。高速道路では、国産の物と同等の感じがします。
特にドライ性能の評価が高く、ウエット性能・乗り心地も好評価を受けるほどのパフォーマンスを良さがうかがえます。
また、アジアンタイヤの最大の特徴とも言えるロードノイズの評価も高く、中国での生産とは思えないほどの静粛性能になっているようです。
後は寿命の評価にばらつきがあるので、ハードな走行をする方はやはり寿命が短いと感じている傾向にあります。街乗り程度ならタイヤの減りも少ないと感じている方も多いようです。
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ミネルバタイヤの種類や価格は?
ミネルバのタイヤは夏用タイヤで5種類(SUV1種 バンタイプ1種 オールラウンド1種 乗用車2種)になっています。スタッドレスタイヤはポラリスシリーズとして3種(乗用車2種・SUV1種)となっています。
ここでは乗用車用のタイヤの価格を紹介していきます。
正直ミネルバタイヤのサイズが少ないため装着できる車も限定的になってしまいます。
ヨーロッパメーカーなのにコストはアジアンタイヤ価格となっており、お手頃な価格で購入することが可能です。一度使ってみてもいいかもしれません。
タイヤの評判や口コミについて
口コミでは、堅めのセンターリブが評価されていて、直進の安定性と静粛性が非常に高いと好評です。
ゴム質がやわらかいようで、サイドウォールも柔らかめと言う口コミが多いのですが、通常の走行に際しては、特に問題はないとされています。
ミネルバ タイヤは、激安のサマータイヤになりますが、国産タイヤと比べてもそれほど遜色がないタイヤなので、品質的には評価できそうです。
ミネルバタイヤはどんな車に最適?
日本国内ではまだまだ知名度が低いミネルバタイヤですが、履いている方にはかなりの高評価を得ています。コスパでもアジアンタイヤに負けないくらいの価格で販売しているので、後は知名度だけと感じます。
いずれにせよ、ミネルバ タイヤの評判は全体的に良く、リーズナブルに購入できるので、街乗り仕様であれば、購入するにあたって特に問題はなさそうです。
タイヤサイズの種類が少ないのがネックになってきそうです。リッターカー~2000ccクラスまでの車両には問題なく装着できます。
ドライバーに関してはウエット性能の評価が高いことから、初心者や女性ドライバーでも運転には支障がないように感じます。