台湾の老舗のタイヤメーカーのナンカンは創業50年になります。ここまで来るのには相当な企業努力がなければ続くことはないでしょう。
ましてアジアンタイヤの普及にも貢献している企業だけに、製品の信頼性や品質の向上は絶対条件でしょう。
ナンカンのNS-2Rは、トレッドデザインが非常に個性的で、目を見張るものがあり縦への溝に終始しているところが魅力的で、とても雰囲気のあるタイヤです。
ブロック面が最大限似確保されているので、グリップへの期待感があります!!
NS-2Rの性能について
ナンカンタイヤのスポーツタイヤNS-2を発展進化させたのがNS-2Rです。名前にRがついた分、Sタイヤに近い性能を期待させます。NS-2の欠点である片減りや編摩耗の対策はされており、かつNS-2よりもハイグリップを実現しています。
基本 構造は中央に縦溝が1本、その左右にナンカン特有の溝壁構造の縦溝が2本走り、排水性の高さを強調しています。またサイドの横溝もナンカン特有の構造になって、主溝の排水をうまく流す仕組みになっています。
ショルダー部のブロックを大きくすることで、路面との接地面積も増え、グリップ力の向上につながっています。
ナンカン NS-2Rサイズは?
ナンカンのNS-2Rのサイズは、13~18インチで、タイヤ偏平率は55~35%となっています。
NS-2RはNS-2の進化版のタイヤで、ドライグリップの飛躍的な向上が見られます。縦溝はウェットへの得意性も示していて、3本が主溝になっています。排水効率を拡大することで、操縦性の向上にも貢献しています。
また、独自の溝壁形状により、トレッド全体で均等に磨耗が進むよう配慮されています。トレッド幅の増加により、高速走行時の安定性もあり、高く評価されています。
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ナンカンNS-2Rの評判や評価
ナンカンNS-2Rの評価は進化版ということもあり、グリップ力にかなり高い評価をしています。スポーツタイヤと言う事で購入している方がほとんどですから、グリップ力については評判も非常に良い傾向です。
見た目的にも、Sタイヤに通ずる風格がありますし、走りに特化しているタイヤで、ハイグリップタイヤに進化しているところが口コミでの評判を押し上げています。
静粛性や乗り心地に関しては評価は中間の点数が多い傾向です。可もなく不可もなくと言ったところでしょう。スポーツタイヤだからと静粛性や乗り心地は初めから求めていはいませんと言う感じの方もいるぐらいですね。
寿命に関しては賛否両論ですね~ドリフト走行会やサーキット走行会に出ている方だと、寿命が短めの判定ですが、街乗りのみの場合は合格点を出している方もいます。
ウエット性能もやはり賛否両論となっていますが、評価では雨の時の街乗りは大丈夫そうだが、高速は走りたくないかも・・のような評価を下していた方も数多くいます。
NS-2Rの口コミについて
口コミに関してもやはり、
- グリップ力が高い
- タイヤ自体が重い
- ウエット性が微妙
- 耐久性は高い~低い方までいる
- コスパは誰もが安さを強調している
口コミから見るとグリップ力とコスパについて高評価を得ているようです。タイヤの剛性を強めている関係で、ワイヤーが多く入っているのでタイヤの重さが気になっているようです。
ウエット性能と耐久性は口コミでも賛否両論になっています。耐久性はコスパとの絡みもあるので評価は低めになるのですが、ウエット性能のばらつきがやはり走り方で大きくちがっているようです。
年代別でも車を早く走らせたい20~30代のかたのウエット性能の評価が低めですが、40代以上の方のウエット性能のは評価は中~上と言った評価に変わってきます。
どんな人や車に最適?
評判や評価・口コミなどから参考に考えると、車の速さにこだわる方やサーキット走行やワインディングロードを走り込む方にはお勧めできるタイヤです。
街乗りだけの方やちょっとそこまで買い物になどの方にはタイヤがオーバースペックになっていますので、そういう方は別のグレードのタイヤの方がよいです。
車ではグリップ力が高いのでスポーツ走行にチューニングをかけている車や、FF車の大型排気量車にはグリップが高い方が安定して走れるのでおすすめできます。
グリップが高いので重量が軽い車には足回りがタイヤのグリップに負けてしまいそうなので、車重が軽めの車に履く場合は足回りの強化が若干必要かもしれません。
ドリフト大会などに参加する車両ではきっちり加重移動をしないと滑り出しが早そうな感じがあります。