ファルケンのタイヤには、人気のジークス ZE912とZE914があります。
両者を比較してみると、まずZE912は、コンフォート性能にスポーツ色の味付けを施したタイヤになります。
このタイヤは、ターゲットとする層が幅広く、コンパクトカー、セダン、ミニバン、輸入車を対象としています。
目次
ジークス ZE912の特徴は？
ZE912は、5リブ非対象パターンになっていて、ＩＮ側は溝の比率を多くすることで排水性能を向上しています。
また、ＯＵＴ側はミドルリブの剛性を高めることでコーナリング時の腰砕けを防止しています。
トレッド部は二層構造化することにより、経年変化を抑制していて、タイヤの基本性能を維持しています。
ファルケンの国内での商品展開は縮小傾向にありますが、そんな中、ZE912は貢献度の高いタイヤト言えます。コンフォートタイヤでありながら、スポーツ性能も備えているからです。
ジークス ZE914は何が違う？
ZE914は、ZE912の後継タイヤで、コンフォートにスポーツ色を加味しているのはそのまま踏襲しながら、低燃費タイヤになっています。
ZE912よりも運動性能が高く、コンパクトカー、セダン、ミニバン、輸入車を対象としています。
待望の低燃費タイヤに進化していて、高重心、高荷重のミニバンにも効果があります。