MOMOタイヤといえば、斬新なデザインと、これまで多くのレースで勝利してきた経験で裏打ちされたものがあり、安全性とパフォーマンスについては、日本でも人気があります。
タイヤのイメージよりもステアリングやシフトノブ等のインテリア関連のメーカーと言うイメージが強いです。イタリアの高性能ブランドとして君臨していて、通販もあります。
様々な自動車パーツで有名なメーカーがMOMOで、長年のレース経験で培われた技術がタイヤに詰まっています。
MOMOタイヤについて
MOMOを設立したのは、元レーシングドライバーのジャン・ピエロ・モレッティで、世界的に有名にしたのがステアリングです。レースで勝利した車両のステアリングにMOMOのロゴがついており、世界的大ヒットになりました。
エアバックの普及でステアリング交換ができなくなり、MOMOはこの段階でタイヤ製造販売を取り入れてきます。
イタリアのUNIVERGOMMA社の傘下に入ることで、タイヤ製造に大きく舵を切ってくるきっかけにつながっています。
またレースで使用され続ける事で、タイヤの実績を残す事に成功しており、レースで得た技術を市販タイヤにフィードバックしています。
MOMOタイヤの種類や価格について
MOMOタイヤが現在取り扱っているタイヤの種類は、「コンフォート」と「スタンダードタイプ」の2種類が主になっています。
【A-LUSION】と【OUTRUN】がMOMOタイヤの主軸になります。
- A-LUSION M-9 16~20インチ 6000円~10000円
- OUTRUN M-1 13~15インチ 2200円~4200円
- OUTRUN M-2 14~16インチ 3300円~6000円
- OUTRUN M-3 16~19インチ 4700円~9000円
- MENDEX M-7 15~16インチ 5300円~6800円
世界的知名度のメーカーとしては、タイヤのラインナップが若干少ないです。
価格が安いのは、MOMO自体はイタリアに本社がありますが、タイヤは中国メーカーに製造依頼した製品化しているので、アジアンタイヤと同等の価格帯になっています。
MOMOタイヤの性能やおススメの点は?
MOMOタイヤは基本的にコンフォートタイプのタイヤになっていますから、スポーツ走行と言うよりは乗り心地感を重視したタイヤと言っていいでしょう。A-LUSION M-9とOUTRUN M-3は特にコンフォート感を強く強調しているタイヤになります。
両方のタイヤに共通して言える事は、ドライ路面でのグリップ力がコンフォートタイヤにしてはグリップがいいという判断をされている方が多いです。またウェット性能もある程度高い評価を受けています。
ブロックや溝の関係でグリップ・ウェット性の高さがうかがえるようですが、その反面、静粛性のでは、若干ながらローズノイズを感じる方も大勢いるようです。価格面から言えば致し方ない所ではないでしょうか。
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MOMOタイヤはどんな人や車に最適?
MOMOタイヤを装着している方の多くは、クロスオバーSUVやミニバンの方が装着している率がどうやら高そうです。基本的にブランド先行と言ったところでしょう。
日本でのMOMOタイヤの知名度は正直高いとは言い難いので、ちょっとしたオシャレ感覚で装着している方もいるかと思います。後は価格帯が日本メーカーの半分以下の価格ですから、試しに装着してみよう的な事だと思います。
実際の評価では日本メーカーよりは質は落ちるがアジアンタイヤの上位クラスのタイヤとは、同等と言った所です。タイヤの種類やサイズが少ない為に、装着できる車には限りがある事から、もう少し品数を充実しくれば、も少し普及してくるのではないでしょうか。
タイヤの通販や販売店について
MOMOタイヤは、数々のレースに勝利した安全性とパフォーマンスで定評があるので、「購入したい!」という方も大勢いると思います。
現在MOMOタイヤを実店舗で取扱ってる所は、ほぼ無い状態です。オートバックス、イエローハットでも取寄せ扱いになると思います。
そうなると通販だよりになりますが、ここでも取扱いは楽天・Amazon・オートウェイが常時販売している形になっています。但し、品ぞろえや車体への取付を考慮すると、オートウェイでの購入が一番ベストです。
他での購入は取付方法が確立されていないケースも多く、自分で取付店舗を探さなくてなりません。その点、オートウェイは提携店舗も多く、取付する苦労も少ないです。
ステアリングやシフトノブを以前は装着していた方も大勢いるとは思いますが、MOMO=ステアリングのイメージが日本では脱却できていないのが現状です。
タイヤを見ても「大丈夫なのか?」と言う疑問に思われる方が非常に多いのも事実ですが、ぜひ一度試してみて下さい♩